こんにちは^^
認知症の私の母は、今、有料老人ホームで暮らしています。
老人ホームへ面会に行くときって、何を持っていけばいいのか迷うことはありませんか?
「手ぶらでは、ちょっと寂しいかな」
「好きな食べ物なら、何でも持っていっていいのかな」
私も、母が喜びそうなものを考えながら面会へ行っています。
先に結論をいうと、面会に必ず手土産が必要なわけではありません。何か持っていくなら、本人の好物だけで決めず、体調や施設のルールを確認することが大切です。
この記事では、実際に母が喜んだものや、心不全で水分制限があったときに気をつけたこと、面会を重ねて感じている素直な気持ちを書こうと思います。
老人ホームの面会は手ぶらでも大丈夫
面会には、必ず何か持っていかなければならない、っていう決まりはありません。
顔を見せて話をすることが、お互いにとっての一番の目的ですも^^
でもだいたい母に会うと、こう聞かれます。
「お腹すいたわあ」
「あんた、なんかもっとらん?」
なので、母との面会にはおやつを持っていきますよ。
で、おやつが終わると、今度は「トイレに連れて行って」です^^;
ワタシのことを忘れかかっている母にとって、面会は娘との再会というより、「おやつを持ってきてくれて、トイレにも連れて行ってくれる人」なのかも?
母との面会に持っていって喜ばれたもの
母の大好物だった、みかん
母が老人ホームに入って、最初に持っていったのは、みかんでしたね。
母は、みかんがお店に並ぶ季節になると、毎日のように食べていたので。
昔から好きだったものは、施設に入っても変わらずうれしいのだと思います。
みかんは皮をむけば食べられ、量も調整しやすいところが良いです。
でも、病気による食事制限があったころもありました。
そんな風にこの先、噛む力・飲み込む力が弱くなって、思うように食べられない時もあるかもしれません。
そんな時は母の前に持っていく前に、職員さんと相談になります。
おまんじゅうや個包装の焼き菓子
おまんじゅうや個包装のお菓子も母には好評です^^
「こんなの買ったら、高いやら?」
うれしいけれど、値段が気になる。そんな母らしい言葉です。
個包装になっていると、母の年代の人には高級感があるのかも。
個包装は日によって少し食べれば満足する母には量が調節しやすいところがよかったです。
食べ物以外なら、写真や話題も持っていける
食事制限があると、何を持っていけばよいか困ってしまいますよね。
そんなときは、家族やペットの写真、季節の話、本人が覚えていそうな昔の出来事なども、面会に持っていける「お土産」だと思います。
物がなくても、話すきっかけを一つ用意しておくだけで、過ごしやすくなるかもしれません。
心不全で水分制限があったときに気をつけたこと
母は心不全の状態がよくなかった時期に、厳しい水分制限がありました。
そのころは、お茶をたくさん飲みたくなるような食べ物を控え、果物やゼリーなどを選ぶようにしていましたね。
食べた後は、ごく少量の水で「うがいだけだよ」と伝えて、口をさっぱりさせてもらいました。
母は認知症もあるため、飲みたければそのまま飲んでしまう心可能性がありました。実際、うがいのつもりが一口飲んでしまったこともあります。
当時は面会後に職員さんから水分量を聞かれていたので、
「うがいのつもりが、一口飲んじゃいました」
と、正直に伝えてました^^;
これは、母の当時の状態について施設へ断ったうえで行った対応です。健康上の問題で、食事制限、水分制限がある場合は、医師や看護師、施設の職員さんと相談することが大切です。
本人が欲しがっても、治療の妨げはしたくないですよね。
食べ物を持っていく前に確認したいこと
母の施設では、体調が悪くなければ、今のところ差し入れに大きな制限はありません。
ただ、施設側は誤嚥を心配していて、母一人では食べさせたくないようです。
高齢になると、噛む力や飲み込む力が弱くなり、食べ物を喉に詰まらせる危険が高くなるようです。むせが見られない誤嚥もあるため、見た目だけで「食べられそう」と判断するのは難しいようです。
差し入れの前には、次のことを確認しておくと安心です。
- 食べ物の持ち込みは可能か
- 糖分、塩分、水分などの制限はないか
- アレルギーはないか
- 現在の噛む力や飲み込む力に合っているか
- 面会中に家族が付き添って食べてもよいか
- 残った食べ物は職員さんに預けるのか
- 冷蔵保存や名前の記入が必要か
面会や差し入れの決まりは、施設によって違います。
また、普段お世話をしてくれる職員さんのほうが体調などわかってくれているので
迷ったときは、買う前に「今、これを持っていっても大丈夫ですか?」と聞くのがいちばん確実です。
職員さんやほかの利用者さんへのお裾分けは?
時々、皮をむけば食べられるバナナやみかん、個包装のお菓子などを、職員さんやほかの利用者さんにも分けられるように持っていくことがあります。
それは、事前に確認せず、そのまま職員さんに「皆さんでどうぞ」とお渡ししています。
まあ、利用者さんにどのようにいきわたるかは、おまかせで、後程
「皆さん喜んでいました^^」
とのお言葉をいただいたこともあります。
ただ、これはアットホームな雰囲気の母の老人ホームでのお話で、
施設によっては、職員への贈り物を受け取らないところもあるようです。
まあ、日頃のお礼は、言葉で伝えるだけでも十分だと思います^^
私が面会へ行くのは、母のためだけではないのかも?
おやつを持っていくことには、母の気持ちを慰める意味があります。
でも、私が面会へ行く理由は、それだけではありません。
母の表情はどうか。
いつもより元気がないように見えないか。
ちゃんと食べられているか。
何か困っていることはないか。
直接会って、母の様子を観察するという気持ちも大きいです。
正直にいうと、母を施設に預けていることへの負い目もあります。
「預けっぱなしにはしていない」
と思いたくて面会へ行く、私自身の自己満足のような部分もあると思います。
まあ、時には面会へ行けない日もありながら^^;
介護とか親孝行とかではなくて、「また来てね」と言っている母に「会いに行ける今」をきちんと過ごしておきたい気持ちもあります。
まとめ|面会の持ち物は、本人と自分の「今」に合わせて
老人ホームの面会は、手ぶらでも大丈夫です。
何か持っていくなら、本人が昔から好きだったものは、喜んでもらえると思います。ただ、高齢なので、食べられるものは変わっていくかもしれません。
- 本人の現在の体調を確認する
- 食事や水分の制限を確認する
- 噛む力や飲み込む力に合うか尋ねる
- 施設の持ち込みルールを確認する
- 必要なら食べた量や飲んだ量は職員さんへ正直に伝える
この5つを覚えておくと、安心して選べると思います。
「何か喜ばせなくては」と頑張りすぎなくても、顔を見せて声をかけるだけで十分と思います。
食べて「美味しい」と言ってもらえればうれしいことですが^^
本人にも家族にも無理のないスタイルを、見つけていけたらいいですよね。
ここまで読んでくださってありがとうございます^^

