炊飯器が壊れた?と思ったら…実は母の認知症のサインでした💦

こんにちは、ましこです😊
今日も在宅ワークに励みつつ、
要介護4の母の介護記録や、日々の気づきを綴っています~

今日は、母が認知症を発症したころに起きた、
「家電操作の異変」にまつわるエピソードをお話しします。

今では笑い話のように語れるのですが、
当時は本当に戸惑いと心配が入り混じった日々でした。


一人暮らしの母に起きた“ささいな違和感”

母は、「認知症」との診断を受けてから、緩やかに進行した何年かは、
長年住み慣れた実家でひとり暮らしをしていました。

認知症の前は「うつ」と診断されており、家事も随分億劫な様子になっていましたが、
自分が生活するくらいのことは、ぼちぼちとこなしておりました。

けれど、ある時期から
家電の「使い方がわからない」「壊れた」といった言葉が増え始めたのですよ。

それが認知症が”またちょっと進んだサイン”でした。


最初に使えなくなったのは「炊飯器」

母が最初に操作できなくなったのは、炊飯器でした。

鬱の薬から認知症の薬に切り替わる頃、
実家に行くと「ご飯を炊いておいて」と頼まれることが増えました。

ある日は、タイマーで炊けているはずの炊飯器を開けると――
中には、水に浸かったままのお米。
しかも強烈なにおい…。

どうやら炊飯器のコンセントが抜かれたままで、
炊けることなく時間だけが過ぎてしまっていたようです😅

私:「ねえ、これ腐ってるよね?」
母:「んま〜っ! 何してくれるのよ!」

いや、それをやったのは母自身なんですが…😅

このとき初めて、
「もうご飯の炊き方がわからなくなってるんだ」と思いました。

それ以来、実家に行くたびにご飯を炊き、
帰る前にタッパーに詰めておくという仕事が増えました。


次に操作できなくなったのは「給湯器」

次に異変が出たのは、給湯器でした。

実家に泊まったある夜、
母が「お風呂入る?」と言いながらスイッチを押してくれました。

すると給湯器が次々と音声案内を始めます。
「お風呂の温度を42度に設定します」
「お風呂の温度を38度に設定します」
「お風呂の温度を…」

母:「あれ、この人ちょっとおかしいわ!」

……いや、おかしいのは機械ではなくあんたや💦

このころから母は、一人でお風呂に入っていないようでした。
なので、転倒やヒートショックの心配は減ったものの、
私が泊まりに行った日だけ入浴をサポートすることになりました。

毎回、「今日はいいわ」とごねる母をなだめながら、
入浴を済ませるのがひと苦労。
それでも清潔を保ちたいという母の気持ちは残っていたように思います。


洗濯機は“できたりできなかったり”🌀

同じころ、洗濯機の操作にもムラが出てきました。

ある日はきちんと回せるのに、
別の日には洗剤だけ入れて洗い、脱水、すすぎをされないまま止まっていたり、
たぶん脱水だけして干してしまったり。

それでも母は「ちゃんと洗ったよ」と笑顔。
細かい部分まではもう理解が追いついていなかったのだと思います。


最後に使えなくなったのは「ファンヒーター」🔥

冬のある朝、母から電話がありました。
「ちょっと! ストーブ壊れちゃったのよ!」

そこから電話で操作を説明するのですが、なかなか通じません。

私:「電源ボタンを押して」
母:「押したよ!」
私:「じゃあ点火するまで待って――」
母:「ほら、つかないじゃない!」(ポチポチポチ)

……結果、エラー音。

ヒーターは点火まで数十秒かかるのですが、
母には“待つ”という動作がもう難しくなっていたのです。

電源ボタンの横に「点火するまで触らないで」と
大きく貼り紙をしても、読むだけで理解にはつながりませんでした。

この頃には「壊れた」「おかしい」という言葉が増え、こちらの言うことを理解しないで、説明だけ求めてくるので埒が明かなくて😂
私も思わず声を荒げてしまうことがありました。


家電操作が難しくなる理由

認知症になると、
判断力・手順を理解する力・問題を解決する力が
少しずつ低下していきます。

家電の操作は、
実はとても“思考の整理”を必要とする行為。
ボタンを押す順番や、確認の動作など、
複数のステップを組み合わせて行うからです。

それがうまくできなくなると、
本人は「壊れた」と感じてしまう。
実際には家電が壊れているのではなく、
「認知の仕組み」が混乱しているのだと、あとから気づきました。


「できない」のではなく「難しくなった」だけ

母が「壊れた」と怒っていたのは、
自分でも説明のつかない“もどかしさ”だったのかもしれません。

あの頃はイライラしてしまうことも多かったですが、
今振り返ると、母なりに一生懸命だったんだと思います。

怒るよりも、笑い話に変えていく――
それが介護を続ける中で見つけた、
私なりの小さな知恵です。


さいごに

認知症の進行は人によって違いますが、
「家電が使えなくなる」というサインは、
日常の中で気づきやすい変化のひとつです。

「どうしてできないの?」と責めるよりも、
「どうすれば安心できるかな」と考えることで、
お互いの心が少し軽くなるように感じます。

今日もおつかれさまです^^

ここまで読んでいただき、ありがとうございました😊

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